細かい気配りもその技術のひとつ

最近は景気の影響でタクシーに乗ってくれる客が少ないからでしょうか、「エアコンはきつくないですか?」、「この先、工事中の路面で揺れます」などと細かく声をかけてくれる運転手さんが増えました。曲がり角に来るたびに「こちら左折してまいりますが宜しいですか?」などと聞かれたりするとさすがにやりすぎかなと思いますが、そもそもタクシーというのは利用客のために運転される乗り物です。乗客に合わせて細かい気配りができる能力が必要なのかも知れません。

一人の時間を楽しめる気持ち

車の中というのは考えてみると密室です。乗客が乗っている時以外はその密室の中で長い時間を過ごさなければならない運転手。車を運転しながらだから苦にならないんじゃないか、と思われる方もいらっしゃるでしょう。けれど、何年も勤務している人にとっては車を運転していることはすっかり日常化してしまい、サラリーマンで言えば電話を取ったり名刺交換したりするようなもの。なかなか利用する乗客がおらず、一人きりで長時間過ごすことになっても退屈に感じないことも、タクシーの運転手に必要な素質かも知れません。

ストレスを上手くやり過ごせるか

平均するとタクシーの運転手の就業時間は1日平均約15時間。休憩をはさみながらとは言え、交通ルールを守って運転しながら、中には接しにくい乗客を乗せることもあったりと、かなり疲労の溜まる長い時間になります。当然、心的ストレスもかなりのものです。そんな状況が続いてもイライラせず自分で上手く気持ちをコントロールしてやり過ごすことができる。いわゆるストレス耐性もタクシー運転手になる重要な能力の一つと言えます。それを考えれば、利用するこちらも少しは気配りするべきかも知れませんね。

役員運転手を多く企業に派遣している専門業者があります。多くの運転手は、外部から専属的に派遣されているのです。